2012/07/30

予想外の連勝

日本のみなさま、英国にいるみなさま、Good evening.
ここ東京よりマンデイフットブログをお届けします。

今週末の話題は何といってもロンドン五輪開幕ですね。
男女サッカーは開幕していましたが、いよいよ大会の幕開けです。
開会式の模様を録画したものの、まだ観れておらず。。
情報を遮断しているだけに早く観たいのだけれどなかなか観れず。。
閉会式までには何としてでもチェックせねば!

なでしこは1勝1分ですね。佐々木監督は2位突破でもよいと語っており、
選手とのギャップがあるようですね。でも当然といえば当然ですね。
対戦相手も移動距離も2位の方がいいわけですから。
そんな歪な構造になっている大会のレギュレーションに問題ありだと思いますね。
とはいえ、やってる選手としては常に全力プレーで取り組みたいもの。
欧米のチームであればしたたかに計算して2位突破を狙うこともありますが、
日本人のメンタリティにはそういったものはないし、そもそも向いていない。
佐々木監督としてはピーキングとして決勝トーナメント以降を、
それも準決勝・決勝を考えているはず。
そうなるとますます結果として2位突破になってほしいと思いますね。
選手の気持ちを下げずにトーナメントに向かっていってほしい。

男子は予想外の2連勝!すばらしい!!
予想外ではありますが、いざ試合が始まってみるとスペイン戦は
名前や前評判ほどではなかった。勝つべくして勝った試合ともいえます。
日本だって決して悪いチームではないわけだし。
むしろコンディションもよくなく、試合展開もよりイーブンになるであろう
モロッコ戦をきっちりモノにした点は非常に評価できるでしょう。
まだまだ自分達で試合をコントロールできる時間帯があったので、
そこは課題だと思いますが、チーム状態はよいといえます。
ホンジュラス戦は多少メンバーも変えてくるでしょうが、最低でも引き分けて
(こっちはきっちり)1位突破してもらいたいですね。
今までは先行逃げ切りのパターンに持ち込めていますが、
仮に先制点を奪われたとしても慌てずに逆転する底力を持っているか、
決勝トーナメントでは問われてきそうです。

個人としては永井がやっぱりすごいですね。
あのスピードを何本も出せるのは相当走力高いですよね。
スペイン戦は外していたけど、苦しい時間に決めたのは大きい。
あとは清武。時々オリンピックだとか日本の試合だとか忘れて
単純に目を細めてしまいます。うっとりするトラップ、キック、判断を
魅せてくれる。この調子だと来季ブンデスでもかなり活躍するでしょう。
吉田麻也も存在感見せてますね。彼はまた成長したような気がします。
他にも調子のよい選手が多く、大会後は新しいチームでプレイする選手が
3〜4人は出そうですね。

思えば、チーム発足当初のアジア大会も満足にメンバーが揃えられない
逆風の中でスタートした関塚ジャパン。内容も伴いつつ日程を重ねるごとに
成長し、最後には金メダルを獲得しました。
今回も(メンバーには相当不満あるよ!セルジオ越後氏の意見に全面的に同意。)
同様のシチュエーションで快進撃を見せています。
あの時のように一戦一戦レベルアップしてメダルを目指してほしい。
ガンバレ、ニッポン!&俺

一方で、鹿島の大迫も首位広島相手にドッピエッタと気を吐いています。(7/28)
自分としてはホンジュラス戦よりもビエルサ二世が率いるウニベルシダ・デ・チリと
対戦するスルガ銀行チャンピオンシップ(8/1)の方が重要です。
事前情報を読み解くに、敵はかなり手強いとみています。
五輪に行ってたら出場できなかったこの世界タイトル戦でも決めてくれ!大迫!!

2012/07/24

復興支援マッチ、そして五輪本番へ


さあ、今週から始まりましたマンデイフットブログ!
このブログでは週末に起きたフットボール界の出来事をジャンフランコ豊吉が斜め45°あたりから内側に巻き込んでの視点で鋭く突っ込んでいきます。
まずは来週も継続できるように気合いを入れていきたいと思います!
ガンバレ日本!&俺!

さて、先週は震災復興支援スペシャルマッチとロンドン五輪本番前最後の親善試合メキシコ戦という二大トピックがありました。

スペシャルマッチは先日の宮本恒靖引退試合と対照的な真剣勝負になったので非常に見応えがありました。(※宮本氏の引退試合はユルイ空気感が逆によかった。)
小笠原満男が副音声で語っていたように、真剣に一生懸命取り組む姿勢は確実に伝わったと思います。
募金する時は、日本赤十字社でもいいし、サンドウィッチマンもいいけど、自分なら子供たちにサッカーができる環境を整えてもらう為に東北人魂に募金します。
デルピエロは走れるコンディションにはなかったものの、きっちり1点獲るあたりがさすがです。
 
トヨタカップの頃からそうですが、本当に昔から“持っている”男ですよ。
サンチャゴベルナベウのスタンディングオベーションなんかもそうですけど、またしても伝説に1ページ加えましたな。
 
日本五輪代表VSメキシコ五輪代表戦は大会直前の試合としては解釈が微妙な試合でしたね。仮想スペインということでは絶好のマッチメイクだったけど、理想的な展開で勝って勢いがついたとも取れるし、スペイン戦ではなかなかなさそうな展開でのシミュレーションになってしまったとも取れます。
相手にボールを支配されてしまうのは仕方ないとして、全体的に下がり過ぎてしまう点と奪ったあとの展開に課題がある気がしましたね。
相手の高い位置からのプレスをかいくぐってビルドアップするほどの連携は期待できないし、リスクが高い。そこで前線に蹴る、あるいは当てるしかないと思いますが、蹴るにしてもサイドに走らせるのかハイボールを競らせてこぼれ球を狙うのか、もう少し狙いを持ってほしいですね。
前線の選手起用にもよるけど、個人的には蹴る時に一瞬迷ってしまうくらいなら杉本目掛けて蹴る方がスペイン相手には得策かと思います。そこを二列目の選手が運動量を増やして拾っていく、と。吉田麻也はグラウンダーのクサビが日本一だと思うけど、二戦目まで封印してもらってロングフィードに期待したいですね。

五輪本番前の親善試合というとチームGBとブラジル五輪代表の親善試合もありました。詳細はニュースサイトに載っているとして個人的見解を述べます。
コンディション調整もあって、後半はメンバーを大幅に入れ替えた為、全体としてはあまり参考にならないものの、序盤はチームGBの積極的な守備が効いて押していた印象があり、即席の割にはチームになっているように感じました。地の利もあるし、うまく波に乗れればメダルはいけるかもしれません。
一方のブラジルは唯一獲れていない国際タイトルを狙って今年もガチンコメンバーで来ています。ほぼA代表。個々をみれば勝てないわけがないメンバーだし、監督もA代表と同じメネゼス監督なので戦術面も違和感はないはず。
強烈なアフリカ勢や宿敵アルゼンチンもいない今大会はいよいよ戴冠する気がします。ま、そんなに簡単にいかないのがサッカーなんだけども。

そんなこんなで、いよいよ今週からロンドン五輪の本大会が始まります!他の競技も気になるけどやはり男女サッカーに注目です!
サッカー以外だと、街に出ずに本気モードで臨むディーン元気に注目ッスね。

ガンバレ日本!&俺!
 
ロンドン五輪のテーマソングはトータス松本×Superflyもいいけど、
俺はコレ↓だね。 #金メダル #ゲットする #ちょーハッスル